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ワールドマスターズラグビーに "WINGSシニア" が参戦!


いつもWINGSを応援いただきありがとうございます。

今回は、11/28-29に岩手県の釜石鵜住居復興スタジアムで行われた「ワールドマスターズラグビー釜石大会 フレンドリーマッチ」のリポートです。WINGOB、そして今大会のキャプテンを務めさせていただいた見滝(96年入社、46歳)からお届けいたします。


今大会は、JAL東北地域活性化推進室が、コロナ後の国内旅行推進や将来的なインバウンド活用に向けた実証実験・調査を行う目的で企画し、釜石市に提案し承認された大会です。東北応援や地域活性化、需要創出に繋がる取り組みに協力すべく、WINGSシニアチーム(40歳以上)を結成して大会に参加することになりました。


簡単に「参加」とはいうものの、ほとんどのメンバーが現役引退後はラグビーから離れているため、昔のジャージを引っ張り出してきて、スパイクを買うところから始める、といった不安なスタートでした。練習は現役が使うグランドの半分を借りて、約2カ月前から週1回の練習を開始しました。


グラウンドに立てば気持ちは現役時代と変わらず!?しかし、カラダは全くついてこず、練習のたびに肉離れなどのけが人が続出といった始末。果たして試合になるのか!?かなりの不安と、懐かしいメンバーと一緒に試合ができるワクワク感と共に釜石に向かいました。


西は名門天理高校OB、北はこちらも名門秋田工業OB、茗渓学園OBと、ラグビー界を引っ張る高校のOBチームや、いくつになってもラグビー大好き!今でも現役ラガーが集まるクラブチームなど、全国から9チーム、40歳以上60歳未満のラガーマンが釜石に集結しました。


なお、コロナ禍での開催でしたので、事務局関係者間で事前に協議を重ね、参加する選手・スタッフ全員が事前にPCR検査を受け陰性を確認し、大会1週間前から検温シートへの記入を行い、当日もスタジアムに入る前の検温、消毒などが徹底されており、コロナ対策に十分な注意を払った上で行われました。


試合は2日間にわたり、1日目は1試合15分を3試合。初戦の相手キリンビールには先制トライを許すも逆転勝ち!


2試合目の45年会は敵陣ゴール前まで何度か攻め込むも、攻めきれず終了間際にトライを取られ負け。


3試合目惑惑クラブは、前半風上に立って試合を有利に展開。終了間際のトライで勝利!1日目は2勝1敗で勝ち越すことができました。


2日目は1試合20分のトーナメント方式。前夜に抽選を行い、1回戦は大型フォワード要するマスターズクラブ。重いフォワードに対してフォワード、バックス一体なって攻め込むWINGSは3トライ奪い快勝!


続く準決勝で前日に勝利した惑惑クラブとの再戦に。惑惑クラブは西の強豪シニアチームで、今回の大会は50才前後を中心に結成も、普段から試合をしているだけあって、統率の取れた大会NO1チーム。WINGSは試合出場予定のなかったメンバーも投入し、総力戦で試合に臨み、トライ数は同数もゴール差で惜しくも敗れ準決勝敗退となりました。(惑惑クラブは決勝を制して優勝)


2日間で計85分の試合時間ではありましたが、選手登録していた25人ほぼ全員が出場し、あちこちにケガをしながらも無事に大会は終了しました。


試合を重ねるにつれ、自然と声を出し合い、仲間をサポートし励まし合うチームのメンバーをみて、こうして時を経ても変わらぬ仲間がいることに感慨深さを感じ、そしてまたいつの日か、一緒にラグビーボールを追いかけられる日が来ることを願って、初の?WINGSシニアチームレポートとさせていただきます。


サポーターの皆さま!WINGSはもちろんのこと、機齢の高いシニアチームの応援もよろしくお願いします!


見滝顕也




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