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ゲームリポート 第7戦 ワセダクラブ TOP RUSHERS

今回は12月10日(日)に行われたジャパンラグビートップイーストCグループ最終節の試合レポートをお届けします。

 

最終節は、ここまで5勝1敗で上位争いを繰り広げるワセダクラブ TOP  RUSHERSと対戦しました。前半開始直後に敵陣深くまで攻め込んだWINGSでしたが、ミスで得点につなげることができません。逆にワセダクラブの反撃を許し、先制トライを奪われたかに思ったその瞬間、ウイング/諸岡洋佑がインゴール内で相手のノックオンを誘発するビッグタックルを決め、流れを引き寄せます。その後敵陣で得たペナルティから連続攻撃を仕掛け、前半14分にセンター/佐々木勇気が相手のタックルを豪快に突破し先制のトライ(5-0)!しばらく一進一退の攻防が続きますが、前半30分には、久々の先発出場となったスクラムハーフ/坂本大からのパスに、相手ディフェンスも反応できないほど絶妙のタイミングとスピードで走りこんだロック/藤井佑がトライ(12-0)!。このまま初勝利へと突き進みたいWINGSでしたが、中盤でのワセダクラブボールのラインアウトから一気にディフェンスを突破されトライを許します(12-7)。今シーズンの嫌な流れが漂うなか、それを払拭するかの如く、前半終了間際にフランカー/小倉海聖がペナルティゴールを決め、15-7で前半を終えました。


前節でつかんだ手ごたえをこの試合でも感じながら後半を迎えたWINGSは、後半4分、諸岡のビッグゲインを起点にボールをつなぎ、相手ディフェンスを交わした佐々木勇気がこの日2つ目のトライ(22-7)!さらに後半8分、相手がキックしたボールのこぼれ球を諸岡が拾ってそのままトライを決めリードを広げます(29-7)。後半23分にはサイドアタックを仕掛けたプロップ/深川暁生が、そして、同30分には自陣から独走突破したフッカー/市川理貴が、これまでの鬱憤を晴らすかのように立て続けにトライを奪い、ワセダクラブを突き放します(41-7)。粘るワセダクラブにその後2トライを奪われますが、終了間際に小倉がダメ押しのペナルティゴールを決め、44-19で待望の初勝利となりました!

この試合は、全員の勝利への強い想いはもちろんですが、これまで取り組んできた意思統一されたアタックや、キック後のディフェンスが形となり、目指していたラグビーに近づくことができた結果の勝利でした。シーズン当初に掲げた目標を達成することはできませんでしたが、試合後のグラウンドでは、久々にサポーターの皆さまと勝利の喜びを笑顔で分かち合うことができました。しかしながら結果はリーグ最下位となり、下位リーグとの入替戦に出場することとなりました。この試合に確実に勝利し、トップイーストリーグに残留できるよう最善の準備をします。次戦も皆さまの熱い応援を、何卒よろしくお願いします!!


★チームの精神的支柱・木田大雅選手のコメント

9月に息子が産まれ、トライラインだけではなく身体を張って守るものが増えた木田です。

今シーズンより久富・木田から、中山・佐々木健海首脳陣へ世代交代し、今まで以上に質の高い練習を積み重ねてきましたが、惜しい所で勝ちきれず大変厳しい試合が続いておりました。何とか1勝をさせてあげたいと、木田お兄さんは思っていたところなので、上位グループとの入替戦をかけていたワセダクラブに大差で勝利したことは、お兄ちゃんとしてとても嬉しかったです。

ところで、皆さんが気になっていたであろう、なぜか観客席でWINGSのジャージを着ていた、あの方を紹介させてください。あのジャージは以前、ホームゲーム皆勤賞でWINGSより贈呈された「超熱血会員」の証!私の上司である、日本航空 マイレージ事業部 部長の杉山さん(以降「SUGIさん」)です。今シーズン、私は7試合中5試合のみの出場となりましたが、SUGIさんは観客席にフル出場、ポケットマネーで私の横断幕もご作成いただきました。オフィスでは抜群のプレーで大活躍する私ですが、グラウンドではSUGIさんに「木田真っ直ぐ投げろ~」や「木田負けてるんじゃね~」と激励をいただきSUGIていたので、最後に勝利という形で恩返しできたのではないかと思っております。この場をお借りして、SUGIさんはじめマイレージ事業部/JALペイメント・ポート社/JALマイレージバンク社の皆さまへ御礼申し上げます。

次は入社1年目以来の下位リーグとの入替戦です。その時は、私の同点トライで残留を決めましたので、今回もご注目ください。クリスマスイブではありますが、選手から出る湯気で織り成す、ホワイトクリスマスをぜひ舞浜のグランドで味わっていただけますと幸いです。














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