トップイースト春季トーナメント報告
- jalrugby
- 2021年6月11日
- 読了時間: 3分

2021年5月30日(日)
あきぎんスタジアム
<得点・結果>
WINGS 秋田NB
前半: 3 (0T/0G/1PG)- 7 (1T/1G/0PG)
後半: 28 (4T/4G/0PG)- 31 (5T/3G/0PG)
合計: 31 - 38
<メンバー>
1.荒川 遼司郎 9.松下 太郎
2.木田 大雅 10.佐々木
3.髙北 卓弥 11.桑島 慎吾
4.塚田 友郎 12.斎藤 薫
5.丸山 詢平 13.諸岡 洋佑
6.中山 匠 14.塙 拓真
7.佐々木 嵩穂 15.重松 隆宏
8.市川 理貴
16.中山 陽介 20.安藤 洋功
17.荒木 直文 21.木村 祐樹
18. 22.阿部達也
19.柴崎 涼平 23.大澤 勇気
<交代>
後半 20分 荒川 → 荒木
38分 塙 → 木村
<試合経過>
いつもご声援ありがとうございます。JALWINGS 松下太郎です。
今回は先日秋田で開催されたトップイースト春季トーナメント2回戦を報告させていただきます。
各地で緊急事態宣言が発令されている中、秋田でのゲーム開催ということで、今まで以上の感染対策を徹底し、協会のガイドラインに則り、厳格なルールを選手・スタッフ全員が遵守しました。事前のPCR検査も実施し(全員陰性)、秋田に入ってからは、基本的にホテルからは一歩も外には出ず、夜のチームミーティングも各自オンラインで参加しました。静かな部屋の中で全員が熱い想いを秘め、粛々と闘いの準備をしていました。
私自身、久しぶりのスクラムハーフ(素早い動きや豊富な運動量が求められるポジション)を任せられたこともあって、試合前1週間は大好きなラーメンやドーナツを“少々”控えておりました。いざ試合へ!
試合当日は約1年半ぶりの公式戦ということで、ロッカールームは高揚感と緊張感でいっぱいでした。雨天というコンディションの中で、どういう戦術で挑むかメンバー全員で確認して、グランドへ向かいました。ゲームが始まると、格上相手との激しいコンタクトプレーが続きましたが、一方で選手全員が「勝てる」という手ごたえを感じていました。タイトなゲーム展開で前半は3-7で終了。後半キックオフ早々、相手チームの自力と勢いに乗った攻撃に防戦一方となり、得点を奪われ一時20点差がつきました。ラグビーは20点差がつくと、逆転は難しいといわれていますが、グラウンドに立つ選手は誰一人諦めていませんでした。
全員で円陣を組み、逆転勝利に向けてチーム一丸となってがむしゃらにハードワークしたことで、ノーサイド直前まで連続トライを上げることができました。相手の防御を突き崩しトライをあげメンバーと強く抱擁したシーンは、今も鮮明に覚えています。スコアは31-38、僅差で逆転勝利とはなりませんでしたが、この試合での課題や強みを秋の公式戦に生かせるよう、これからもトレーニングに励みたいと思います。
感染拡大が続く状況の中、公式戦開催に向けてサポート・応援してくださった皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。ホテルの方々、空港や支店の皆さま、双方のチームスタッフ、多くの皆さまのサポート無しでは絶対実現できませんでした。私自身、大変貴重な経験と有意義な時間を過ごすことが出来ました、本当にありがとうございました!
また残念ながら、この試合をもって永吉トレーナーがチームを離れることとなりました。入社して丸2年、何の不安もなくひたむきにラグビーに取り組めたのは永吉さんのおかげです。怪我をしたとき以外にもたくさんご迷惑をおかけしましたが、いつも温かく見守っていただき感謝しています。またグラウンドでお会いできることを楽しみにしています!
まだまだ社会人としてもラグビー選手としても未熟な私ですが、大好きなWINGSのために自分に厳しく、またチームを鼓舞し、昇格に向けて精進したいと思います。同時に、コロナ禍でも変わらず応援してくださる皆さまに、元気や笑顔をお届けできるようにどんな状況でもエネルギッシュに挑戦してまいります。
引き続きのご声援をよろしくお願いいたします!

試合直前、緊張の松下選手

次のステージに上るためにチームを離れる永吉トレーナ(左)と松下選手

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